Nippon Connection – The Festival ¼
ニッポン・コネクション
映画祭プロフィール
日本映画祭「ニッポン・コネクション」は日本映画に関する世界最大のプラットフォームであり、毎年初夏6日に亘りドイツのフランクフルト市内の劇場(Künstlerhaus Mousonturm、Theater Willy Praml in der Naxoshalle)を始めとする複数の会場で開催されます。当映画祭は厳選された映画プログラムや文化プログラムを通じて、伝統から現代に至るまで日本の多彩な面を紹介します。
2019年には1万7000人を越える一般来場者と約300人の業界関係者が会場に足を運びました。2020年の映画祭はオンラインで開催され、40カ国から2万5400人の視聴者を記録しました。当映画祭は2000年に設立され、NPO法人ニッポン・コネクションの、主にボランティアで活動するチームによって運営されています。2020年にはヘッセン州科学芸術大臣アンゲラ・ドルン氏、フランクフルト市長ペーター・フェルドマン氏及び在フランクフルト日本国総領事館にご後援いただきました。
映画プログラム
日本は世界で最も革新的で多様性をもった映画製作国の一つです。ニッポン・コネクションは、毎年100本あまりの日本映画の上映を通じて、多彩な表情を見せる日本映画の”今”を伝えています。上映作品のラインアップは、劇映画以外にも短編映画やドキュメンタリー映画、アニメ映画を含み、その大半は当映画祭で、ドイツ、ヨーロッパ、または日本国外での初公開を迎えるものです。
毎年70名以上の監督、俳優、あるいはプロデューサーなどの映画人が、映画祭にて自ら作品を紹介し質疑応答に応じます
映画祭では、ニッポン名誉賞、ニッポン・シネマ賞、ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞、ニッポン・ヴィジョンズ観客賞、ニッポン・ドックス賞という5つの賞を設けています。
文化プログラム
映画上映に加え「ニッポン・カルチャー」部門では、50以上の多岐にわたるプログラムで日本文化を体験することができます。例えば、茶道、料理教室、指圧マッサージ、パフォーマンス、展覧会、ワークショップ、レクチャー、パネルディスカッション、コンサート、カラオケや子供向けプログラムなどを提供しています。
また、様々なバーや屋台でお寿司、ラーメン等、美味しい日本料理を用意しています。また、多くのブースが本、映画、雑貨や工芸品を出店しています。
メディアの声
「当映画祭は、既に日本国外で最も重要な日本映画発信の場となり、ドイツで最も重要な映画祭の一つとなってきた。ロンドンのレインダンス映画祭が発表した世界映画イベント・トップ100には、ドイツの映画祭は3つだけ含まれている。ミュンヘンやハンブルクではなく、フランクフルトの日本映画祭がリストアップされている。映画大国日本の幅広い作品を、毎年正に適切に紹介しているのである。」(ドイツ日刊紙Frankfurter Rundschau、2020年6月13日、文・Daniel Kothenschulte)
「ニッポン・コネクションはライン・マイン地域において最も来場者の多い映画祭として、毎年記録的な来場者数を誇っている。」(ライン・マイン地域の月刊文化誌Strandgut - Das Kulturmagazin、2018年5月 、文・Claus Wecker )
「(二ッポン・コネクションは)日本文化、とりわけ日本映画の最新の見どころを発見したい全ての人にとって、マストゴーの場所である。」(ドイツ月刊映画誌Deadline、2017年5月11日)
„What’s the best place on the planet for catching up on the entire range of contemporary Japanese cinema, from experimental shorts to commercial hits? My candidate is Nippon Connection (...)“ (日刊紙The Japan Times、2016年5月18日、文・Mark Schilling)
「世界で最も熱い日本映画専門映画祭がドイツで開催。日本映画の最先端を知りたいなら、カンヌではなくフランクフルトに行け!(省略)NCは創設以来、一貫してボランティアスタッフで構成され、既存の価値観やしがらみに囚われない強みから、日本人ですら知らない金の卵を見つけ出し、その目利きの良さで急成長してきた。」(月刊誌Brutus、2015年7月)