「ニッポン・コネクション」日本映画祭へようこそ！

日本映画祭ニッポン・コネクションは昨年、初めてオンラインでの開催となりました。クリック一つで日本の映画と文化に触れることが可能となりましたが、劇場でのスクリーンや映画祭会場に漂う屋台の食べ物の香りは残念ながらありません。しかし現在の状況を鑑み、今年もデジタルで開催することが決定しました。ロックダウンで自宅待機となっても、皆様に楽しんでいただけるような素敵なプログラムを提供します。

2021年6月1日から6日にかけて、80本以上の長編・短編映画をビデオ・オン・デマンドにて上映いたします。今年の重点テーマは「FAMILY MATTERS – 日本の家族像　伝統と現代」です。文化基金Kulturfonds Frankfurt RheinMainの協力により実現したこのプログラムは、日本の現代の、そしてこれまでの家族のあり方に焦点を当てます。また今年の秋頃に、伝説の女優であり、日本初の女性監督の一人でもある田中絹代氏が関わる作品の回顧展上映がドイツ映画博物館内映画館にて行われる予定です。カルチャー・プログラムでは、ワークショップ、講演、ディスカッションなどのプログラムにおいて、世界中からオンラインでゲストをお迎えできるのを楽しみにしています。今年も全てのプログラムがオンラインで行われますが、NIPPON CLICK & COLLECT KIOSKとして、事前に注文したTシャツやドリンク、お菓子・軽食を例年の会場Künstlerhaus Mousonturmにて購入し、日本ムードをご自宅に持ち帰ることができます。またNIPPON ONLINE MARKETでは再び、日本に関する様々なグッズやサービスをご案内します。

ヘッセン州科学芸術大臣アンゲラ・ドルン氏、フランクフルト市長ペーター・フェルドマン氏及び在フランクフルト日本国総領事館のご後援、サポーターの皆様、スポンサーのご支援に心より感謝申し上げます。

お会いできるのがバーチャルであれリアルであれ、日本へようこそ、ニッポン・コネクション2021へようこそ！